べんがら格子から、灯りがこぼれて。それはきっと、ずーっと前に来たかもしれへん懐かしい思い。ふっと上を見上げたら、美しい流れの一文字瓦。その上に鍾馗(しょうき)さんが睨みきかして、守ってくれたはる。
通り庭に打ち水、飛び石をケンケンパッで弾んで。外壁守る竹の犬矢来、そして足元照らす
行燈は道案内。
和柄の歓迎板に誘われて、扉を開けたら…
ようこそ おこしやす。
中へ入ったら、町のまん中とは思えへん、静けさ。
揺蕩う香りは、まあるい悟りの窓の掛け香から…ほっこり、しましょ。
松井別館 花かんざしは、そんな京のお宿どす。







